傾向と対策
従業員のマインド強化、意識改革、行動改革の必要性、そしてリーダーシップをもってプロジェクトを遂行する
我々の最大のテーマは「プロジェクトの成功」から「ビジネスの成功」「企業活動の成功」であり、企業活動の本質はそこで働く「ヒト」です。
企業は人の集団であり、多くの人が集まって1人では達成できない共通の目標を達成しようとする集団であり、プロジェクトの原点は「ヒト」になります。
企業はそこに働く多くの人々に対して企業活動を通して自己の夢の実現機会や、自己実現の場を提供し、個人の働きがいや生きがいをも提供しなければなりません。従業員が自らの持つ労働力を最大化するための動機づけがされなければなりません。
従業員は、自らの達成目標を掲げた上で高いモチベーションでもって活動することによって、関係者とコミュニケーションを活性化することによって、日々の活動は大きく変わっていきます。成功に近づきます。
そういった従業員の個人スキルの向上、マネジメントスキルの向上は、企業にとって最優先課題になってきているのが現状です。
よくある課題
課題1 リーダーが育っていない
言われたことの対応ばかりで、自らで考え、積極的に行動を起こすことができていない
我々は、とかく言われたことだけの対応中心で、自分自身で考え、チームワークで考え、全体を俯瞰して考え、相手の立場で考えることがでていません。
学生時代から、勉強して良い点数を取ると褒められる。会社に入っても、言われたことをきちんとこなすと褒められてきました。その連続で、我々は「言われたことをきちんとこなす」ことで、「褒められる、評価される」ということを体験しているために、自分自身で「考える」クセができていません。
自らで状況を理解し、周りと一緒に「考え」、そして基本に準じた「行動」を自らで起こすような環境を構築します。
ウェッブアイからのご提案1:「行動変革セミナー」のご提供
期待する一番最初の成果は人材育成、次世代のリーダー育成です。
現場に求められるのは、言われた通りの活動をするだけでなく、市場が求めるニーズに適合した「製品の提供」~「新しい価値の創造」ができる土壌を構築することです。
言われることだけの対応では、狭小的な考えやスキルしか身につかず、独りよがりになる危険性をはらんでいるので、事業全体とを知り、お客様の立場で考えることが大事であり、部門間のコミュニケーション活動を活性化させ、みんなで考える仕組み作りが重要になってきます。
指示待ちの人材から脱却し、自分で情報を取り、自分で考え、市場が何を求めているかを考え、新たな提案をし、新しいことにチャレンジできる、そんな人財の集団の基盤を作っていきます。
そういった基盤を作ることで、事業全体の可視化を推進し、事業全体の生産性向上につながってきます。
高品質の維持、リードタイム削減、手戻り作業の排除、コスト減、全体効率化等の実現が可能になってきます。
ウェッブアイからのご提案2:継続的な変革活動の実施
最初のステップの「行動変革セミナー」を起点として、継続した活動を続けることが成功の大前提です。お客様の状況をレビューし、状況に合わせて、次の継続的な活動をご提供いたします。
継続活動ソリューション1:個人目標の設定
個人個人の過去・現在を分析して、より深く自分自身を知った上で、グループ討議を通じて周りのメンバーの意見を参考に、そして自分のキーワードを考え、今後達成したい目標と活動計画を定義します。
継続活動ソリューション2:事業分析活動
自社の基本情報=企業理念やビジョン、中期経営計画、財務状況と共にマーケット分析を行い、また現場の問題点や要望を把握した上で、事業全体の課題・解決方針を取りまとめた「課題一覧表」を作成します。
この一覧表作成時にビジネススキルを習得し、この一覧表をベースに、関係部署やマネジメント層とのコミュニケーション活動を行います。
継続活動ソリューション3:実プロジェクトの詳細分析
実際のプロジェクトを題材に、PMBOK(グローバル標準のプロジェクトマネジメントの体系)に沿って10のマネジメントの詳細分析を行い、改善方針を導き出すと共に、詳細に定義されたプロジェクト計画書を作成することで、プロジェクトを成功に導きます。
課題2 問題があると改善の方法ばかり考え、問題の原因や理由の確認ができない
業務に問題が生じると、真っ先に 「改善方法は?」 と方法に目が行きがちです。
中には、その方法自体を目標・目的にしているようなケースも多く見受けられます。最終的には、解決方法は大事になってきますが、順番として 「方法」を考える前に、現在の 業務における 問題・課題とその原因・理由をきちんと分析する必要があります。
「方法」が「目的」になった場合には、時間と工数ばかりかかり、なかなかうまくいきません 。抽出された問題や課題をどの程度 解決・改善するか?という 「目的」と「目標」を明確にした上で、その目標を達成するための最適な「方法」が定義されるべきです。
ウェッブアイからのご提案:関係者間での「ワークショップ」の開催
安直に改善方法を考えるのではなく、グループ間の討議を重ねて、問題点や課題の深掘りを行い、原因や理由を十分に検討した上で、達成目標の合意形成を行います。
【ワークショップ開催の効果的なタイミング】
- プロジェクト開始前(関係者間で目的を名確認する)
- グループ内の問題解決時
- 新たな活動計画作成前
- 新機能導入・新事業開始前
課題3 関係する部門のメンバーと十分なコミュニケーションをとることができない
多くの日本企業における組織のカルチャーは縦割りで、横の連携がなかなかできていないために、問題を分析すると、必ず「コミュニケーションに関する問題」が抽出されます。
カルチャーや組織的な問題だけでなく、各部門で活動するメンバー自体の考えも、自分の成績・結果を気にするあまり部分最適・個人主義になっていて、全体最適を目的にした考えが出来ていません。コミュニケーションを司る基本的なスキルが醸成できていないのが実態です。
ウェッブアイからのご提案:「コミュニケーション活性化」を目標にしたセミナーと、実際の活動支援
コミュニケーション活動の基本に関するレクチャーを行い、実際の業務やプロジェクトにおける主要なコミュニケーション活動へ参画・レビューを行い、改善提案を行うと共に、OJT形式でのサポートを行います。
【代表的なコミュニケーション活動】
- 定例会議(週次の進捗会議、等)
- プレゼンテーション(提案、発表会、等)
- メール連絡や会議招集から会議開催、議事録作成、フォローアップ活動まで