高速スケジューラ・ライブラリ Kamui Orario(カムイ オラーリオ)の特徴
「Kamui Orario(カムイ オラーリオ)」は、今までの生産スケジューラでは実現できなかった曖昧な要素を含むホワイトカラーの業務(ソフトウェア開発、設計、研究開発、品質保証等)を扱うことができる「プロジェクト スケジューラ」パッケージです。
高速スケジュールエンジン、弊社製品とのインターフェース、支援サービスなどを含めた包括的な支援サービスとなっており、お客様に合わせた支援が可能です。
従来からスケジューラ(自動山崩し)ソフトは高価で制約条件の設定が難しく、操作の柔軟性に欠けるといったイメージがありましたが、高速スケジューラ「Kamui Orario」は、これらの問題を解決し、様々なシーンで高速スケジューラの価値を引き出していただくために、様々な選択肢をご用意しています。
特徴1 工程's Orarioとの組み合わせが可能なパッケージ「Oshika Orario」
工程管理ツール 工程's Orarioと合わせてご使用いただけるスケジューリングパッケージ「Oshika Orario」をご用意しています。
スケジューリングのための設定などを工程's Orarioで視覚的に行うことができ、様々な制約条件を組み合わせて最適なスケジューリングを提供します。
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特徴2 お客様専用に作り上げるカスタムスケジューラ
Kamui Orarioのスケジューリングライブラリ群から、お客様の現場の制約に合わせたスケジューリングロジックに従ってカスタマイズすることが可能です。
お客様の業務に合わせたより柔軟なスケジューリングを実現します。
特徴3 企業における幅広い業務を効率化
Kamui Orarioはスケジューリングを自動で立案・算出するための「ルール」を細やかに設定できることから、適用可能な業務の範囲が非常に広くなっています。個人の能力差を考慮する要員スキルズ計画ルールや、プロジェクトでの制約条件を考慮した資源制約/時間制約計画ルールなど、ホワイトカラー業務での工程計画のための機能を充実させています。
特徴4 ムリ・ムダ・ムラを省く「高品質な計画」を高速で実現
Kamui Orarioは、工程's Orarioのデータだけでなく、お客様がお使いの生産管理システムなど多様な計画データに対してスケジューリングを実行することができます。必要な情報を取込するだけで、『ムリ・ムダ・ムラ』を省いた高品質の計画立案を実現します。
またお客様の業務でどのようなスケジューリングが必要なのか、スケジューリングの専門知識を有する弊社コンサルタントが導入・設定などをお手伝いします。
適用事例
航空機体整備業務における整備設備/要員を考慮した工程計画
設備/整備チームに加えて部品調達計画を制約条件としたことにより、整備計画/納期回答の高精度化を実現。
造船業務における製造設備/要員を考慮した工程計画
主要製造設備/職種ごとの要員数を制約条件としたことにより、計画立案業務の負荷削減と計画のアジリティ向上を実現。
コンピュータシステム運用業務におけるシステム資源を考慮したバッチ処理計画
CPUタイムおよびボトルネック資源を制約条件としたことにより、システム負荷の事前予測と異常発生時のリカバリ/影響予測の迅速化を実現。
品質管理業務における試験設備/要員を考慮した工程計画
試験機器/試験スキルを持つ要員を制約条件としたことにより、要員負荷の適正化と納期回答の高精度化を実現。