日本文化を加味したPREGAREの特徴-4.インターフェース・入力の1画面化

既存システムとのインターフェースを想定した設計

欧米諸国におけるシステム再構築のケースでは、ERPのようなシステムを利用して、全社のシステムを全面的に入れ替えることが多い。

一方、日本においては、既存のシステムを残し、システムを部分的に入れ替える方法がとられることが多く見受けられる。

プロジェクトマネジメントシステムに関しては、後者に該当することが多く、かつ、連携すべき既存システムが複数となることが多い。

工数管理システム、調達管理システム、経費管理システム、販売管理システム、作業指示システム、PDM(PLM)等との連携が考えられる。

PREGAREは、これら既存システムと双方向にデータの連携を行うことを想定して設計してある。

プログラムデータ、プロジェクトデータ、予算、採算、経費、工数に関しては、API機能により他のシステムで作成された情報をPREGAREに取り込むことができます。

また、CSV形式で既存システムから排出されたデータをPREGAREに取り込んだり、PREGARE内に存在するデータを外部に吐き出すこともできます。

PDMとの連携

特に、PDM(PLM)システムとのデータ連携を行う際には、フェーズ毎に変動させることができる成果物階層構造が重要な位置づけを持つことになります。

PDCAという定期的なサイクルをもって管理されるプロジェクトマネジメントシステムに対して、問題の発生に対して解決策を模索することを設計思想としているPDM(プロダクトデータマネジメントシステム)の中では、頻繁に成果物構造(部品展開構造であったりする)が変動する。

このPDMの保有する成果物構造の変動にプロジェクトマネジメントシステムが同期できることがPREGAREの特徴といえる。

1画面(個人ポータル)による進捗入力と工数入力の実現

他社製品プロジェクトマネジメントシステムでは、工程計画ユーザーインターフェースと工数入力インターフェースが同画面になっているものが多い。

工程計画はプロジェクトマネージャーもしくはリーダーが行うのに対して、工数入力は担当者個人が行うわけであるから、工数入力画面は、個人ポータル(個人のIDから指定される画面)から入力できるようになっていてほしい。

PREGAREは、個人ポータルから複数のプロジェクトに対して工数の入力が可能となっている。

加えて、欧米諸国のプロジェクトマネジメントシステムは進捗情報をプロジェクトリーダーが判断して入力するような仕様になっているものが多いが、日本においては、作業担当個々人に進捗情報の入力を委ねるケースが多い。

PREGAREでは、上記した両方の入力方法が存在し、作業担当者個人が進捗情報を入力する場合は、工数入力を行う個人ポータル画面から複数のプロジェクトに対して進捗情報を入力することができる。

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EPMシステム「PREGARE」
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執筆者プロフィール
森川勇治
代表取締役社長/早稲田大学・フェリス女学院大学非常勤講師

1960年生まれ、神奈川県横須賀市出身、早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。
現在 株式会社ウェッブアイ代表取締役社長、フェリス女学院大学国際交流学部国際交流学科非常勤講師、早稲田大学創造理工学部経営システム工学科非常勤講師。
日本ボウラーズ連盟会員、国際P2M学会員、日本経営工学会員、日本オペレーションズ・リサーチ学会

1984年 三井造船株式会社入社
1986年 アルテミスインターナショナル株式会社入社
2000年 株式会社ウェッブアイを設立(現在従業員100名)