vol.57:「よくある質問」について知りたい(1)

Q:「よくある質問」について知りたい(1)

▶ 今回は、ユーザーサポート宛に頂いたお問合せの中から特に頻出の物を抜粋した、【特別 Q&A】をお送りいたします。
▶ ウェッブアイユーザーサポートでは、お客様からのお問合せを随時承っております。
▶ 工程’s についてのちょっとしたご質問から、製品全般に関するお問合せまで是非ご利用下さい!
  ※ サポートデスクによるお問合せサービスは、年間保守サービスをお申込み頂いたお客様に限ります。

それではさっそく、ご紹介します!

Q:よくある質問その① 「休日へ作業バーを配置したい」

工程’s では、休日上へ作業バーを作成すると、自動的に休日を避けて配置されます。
しかし、どうしても計画の都合上、休日へ割り当てたい作業がある場合は、どうすればよいでしょうか。

A:休日作業用のカレンダーを作り、バーへ登録します。

工程’s のカレンダー機能を使えば、複数の異なるワークパターンを工程表へ登録する事が出来ます。
(参照:メルマガ Vol.7「カレンダー編集について」

基本となるカレンダー(例:土日祝休み)とは別に、休みの無いパターンのカレンダーをもう一つ作る事で、
休日作業のバーを作成できます。

↑で作っておいた「休み無し」カレンダーを、休日作業のバーへ設定すれば OK です。

Q:よくある質問その② 「休日設定をしたら日程がずれてしまった」

 

先ほどご紹介した通り、工程’s では休日設定をすると、作業バーが休みを自動的に避けて配置されます。
このために、
【バーを配置完了した後にカレンダーへ休日を設定⇒期間がずれてしまった!】という状況が発生しがちです。

A:[WBS エディタ]で、日付の一括変更が出来ます。

※この方法をご利用になるには、予め Excel 等による日付データのバックアップが必要になります。
※[WBS エディタ]は工程’s Light 版ではご利用になれません。

[WBS エディタ]は、工程’s のプロジェクト情報を表形式で一覧表示し、参照・編集する為のツールです。
(参照:メルマガ Vol.19「WBS エディタの編集方法を知りたい」

 

◆ WBS エディタを使った、日付バックアップの取り方

まずは、[WBS エディタ]を利用してずれる前の作業バー日付のバックアップを取りましょう。

 

このとき、コピーした内容(作業名称、開始日/終了日 など)は外部アプリケーション(Excel やメモ帳)へ
コピー&ペーストで貼り付ける事が出来ます。これで、バックアップ完了です。

 

◆ [WBS エディタ]で、工程表の日付を一括変更する

ずれてしまった工程表へ、バックアップしておいた終了日[WBS エディタ]でコピー&ペーストします。

[WBS エディタ]を[保存して終了]して工程’s へ戻ると、変更内容が工程’s へ反映されています。

Q:よくある質問その③ 「ある作業グループだけを印刷に出したい」

工程表を印刷するときに、特定のグループ工程表だけ選択して出力する事が出来ます。

上の工程表で[BB 工程]だけを印刷したい時は、印刷ウィザードを立ち上げる前にあらかじめ[BB 工程]を選択状態にしておきます。

◆ 印刷時の設定手順

この状態↑(印刷したいグループを選択)で、[工程図印刷ウィザード]を立ち上げ[選択したグループのみを印刷する]設定を
有効にします。