vol.19:WBSエディタとExcelを利用したグループや作業バーの一括作成と編集方法を知りたい。

Q:WBSエディタとExcelを利用したグループや作業バーの一括作成と編集方法を知りたい。

▶ 今回は「WBS エディタと Excel を利用したグループや作業バーの一括作成と編集」についてレクチャーします。
「WBS エディタ」とは… 工程’s のオプション機能です。工程’s で作成した工程表の作業バー・グループ情報を
            一覧形式で参照・編集することができるアプリケーションです。
※工程’s Light 版をご利用の方は、このアプリケーションをご利用いただけません。

それではさっそく、ご紹介します!

A: 操作方法

◆WBS エディタの起動

1. 工程’s の [ツール]メニュー>[WBS エディタ]をクリックします。

現在開いている工程’s ファイルのバーやグループの情報を一覧表示します(下図参照)。
この情報を編集・保存することで工程’s に反映させることができます。

◆操作 ~複数のグループを Excel からコピーすることにより一括作成する~

この操作は初期計画等、多数のグループを登録したい場合に利用すると便利です。
但し Excel では親グループを指定できないため、グループの階層構造はコピーできません。その場合以下の 2通りの方法があります。
① 同じレベルに全グループをコピーで一括作成した後、グループ移動により階層構造を構築する。
② 各階層でグループ選択とコピーを繰り返して階層構造を構築する。

1. Excel でグループ ID やグループ名称の一覧を作成して、範囲を選択してコピーしましょう。

▶ Excel でグループデータを作成する場合は、「WBS エディタ」のカラム順にデータを並べる必要があります。

※以下 2.~4.の操作は下図を見ながら確認してください。

2. [WBS エディタ]の[表示設定]で[グループを選択します。 グループを選択します。 グループを選択します。
3. ビュー(作業別、区分 1~4)を指定し、ツリービューでグループ作成位置を選択します。
4. コピー先の欄を選択して、右クリックメニュー[貼り付け]をクリックします。

5. 階層構造の作成は、グループの移動機能を使用します。

6. 編集したグループ情報を工程’s に反映しましょう。
▶ WBS エディタダイアログ>[ファイル]メニュー>[上書き保存]をクリックして、WBS エディタを閉じます。
  工程’s 画面に移動すると編集した内容が工程’s 側に反映されます。

《Tips》
① WBS エディタを利用して、グループと同様に作業バーについても、複数の作業バーを Excel からコピーすることにより
 一括作成することができます。

② WBS エディタのデータシートで一覧を見ながら、文字列を直接入力する、又はコピー、追加、削除の編集後、
 工程’s に反映することが可能です。