工程's Orario:カレンダーを使いこなそう!

 

2025年6月発行
※本メルマガは、工程's Orario 16.0を使用しています。

今回は工程's Orario(以下、工程'sと記す)での、カレンダー登録・設定方法をご紹介します!
工程'sでは、カレンダーを設定することで、休日や休憩時間などを考慮して工程を配置することができます。
また
複数のカレンダーを登録できるので、休日に稼働する工程など、作業バー毎にカレンダーを設定することが可能です。

‐目次‐

 1.カレンダーの日/時間の単位設定

 2.カレンダーの作成

 ‐デフォルトカレンダーの編集

 ‐カレンダーの追加

 ‐作業バーへカレンダーを割り当てる

 3.背景カレンダーの設定

1.カレンダーの日/時間の単位設定

事前に日/時間の単位設定をしておくことでカレンダーの休日設定がしやすくなります。
工程'sでは作業バーを1日単位(1440分)だけでなく、時間単位、分単位でも設定することができます。
単位を変更すると二交代制(720分)や三交代制(480分)などの工程表を作成することが可能です。

●手順●
メニューバー[編集]>[オプション] を開き、[単位・文字サイズ]タブを選択します。
[カレンダーの最小単位]および[期間の表示単位]を任意の値に設定します。

<単位変更をした場合の[カレンダー編集]画面>
単位を変更することでカレンダー編集画面の表示が切り替わります。
以下は720分に変更した場合です。
1日のカレンダーが半日単位で設定できるように切り替わり、0~12時だけを休みに設定することができました。

<関連ページ>
工程’s Orario:カレンダー機能について~見やすさの追求編~

2.カレンダーの作成

休日や稼働時間(最小単位を変更している場合)を以下の手順で複数のカレンダーに別々の休日や稼働時間(最小単位を変更している場合)を登録したり、バーにカレンダーを紐づけることができます。

デフォルトカレンダーの編集

●手順●
① メニューバー[編集]>[カレンダー編集]を開きます。
②任意の名称を入力し、休日/稼働日を設定します。

③カレンダーのメニューバー[カレンダー]>[保存してカレンダー編集終了]を選択します。
※カレンダー番号「0」がデフォルトのカレンダーとして反映されます。

カレンダーの追加

●手順●
①メニューバー[編集]>[カレンダー編集]を開きます。
② カレンダーのメニューバー[カレンダー]>[新規作成]を選択します。
③休日/稼働日を設定します。
④ カレンダーのメニューバー[カレンダー]>[番号をつけて保存]を選択します。

 ※複数作成する場合は①~④を繰り返してください。

作業バーへカレンダーを割り当てる

作業毎に休日を変更したい場合等、作業バーへカレンダーを設定することができます。

●手順●

①カレンダーを設定したいバーをダブルクリックするか、右クリック>[プロパティ] を選択します。
 ※カレンダーを設定したい作業バーは範囲選択や ctrl キーで複数選択して一度に設定することができます。

②[バーのプロパティ]>[カレンダー]のプルダウンから設定したい番号を選択し[OK]ボタンをクリックします。

 ※カレンダーを設定していない状態では、背景カレンダーまたは0番のカレンダーが設定されてます。
          どちらを設定するかは[環境設定]>[作業バー 初期値]で選択できます。(グループバーについても同様です)

3.背景カレンダーの設定

⼯程表の背景に表⽰させるカレンダーを以下の手順で設定できます。

●手順●
①カレンダーエリアにて右クリック[プロパティ]を開きます。

②背景カレンダーにしたい番号を選び、[OK]をクリックします。

 

今回は、基本的なカレンダー編集や登録方法をご紹介させていただきました。
久しぶりに工程's Orarioを使用する方や、まだ操作に慣れていない方は是非ご活用ください!

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