無償アドオンツール:供給資源量設定の手間を軽減しよう!

工程´s Orario(以下、工程’sと記す)では、各作業に必要な資源を登録し、必要量を確認できる「山積みグラフ」という便利な機能があります。
この機能を活用するには供給資源量をそれぞれの資源に設定する必要がありますが、資源ひとつひとつに供給量を設定するのは意外と手間がかかります。
山積みグラフを供給資源量表示に切り替えて、供給資源量を設定する期間を設定して、供給資源量を設定して、山積みグラフ表示に戻して正しく設定できたか確認して、、と作業が多く、資源の数が多ければ多いほど、作業負荷が大きくなってしまいます。

本日は、供給資源量設定をより簡単に、またお客様の用途に合わせて設定をカスタマイズできる無償アドオンツール「供給資源量設定」をご紹介します。

無償アドオンツールとは

ウェッブアイが提供している、工程’sで使用できる無償のアドオンツールです。

動作保証やサポートの対象外とはなりますが、お客様の要望を基に作成しているため工程’sには備わっていない機能を補ってくれるものになります。

供給資源量設定とは

工程’sに登録した資源の供給資源量の設定を簡単に行うことができます。

休日に供給資源量を設定したくない、既に積まれている資源の山を供給資源量として設定したい、ということはありませんか?
しかし、計画に合わせて供給資源量設定をカスタマイズしたい場合、通常ですと供給資源量の凹凸を設定するために細かい作業が必要となり、非常に手間がかかってしまいます。

そんな手間な作業が本ツールを使用していただくと、ツールメニュー上で設定を行うだけで供給資源量を設定することができます。

ツールの実行方法

メニューバーの[ツール]をクリックし、ツールメニューエディタで設定したツール名をクリックし、ツールを起動します。

ツールを起動すると、以下のメニューが表示されます。

表示されたメニューで詳細を設定することで、任意の供給資源量を設定することができます。

供給資源量設定のメニューについて

① 対象資源 供給資源量を設定する資源を選択します。
② カレンダー 供給資源量設定時に適用するカレンダーを選択します。
※工程’sのカレンダー編集にてカレンダーの登録が必要になります。
③ 上書き 上書きモードと更新モードの切り替えを行います。チェックが入ると上書きモードになります。
※更新モード:指定した資源に対して、編集期間全体に渡って②カレンダーにて指定したカレンダーの非稼働時間帯の供給資源量を0にします。
④ 設定値 供給資源量の設定値を指定します。最大100まで設定が可能です。(上書きモードにて設定が可能です。)
⑤ 必要量 積まれている山を必要な供給資源量とし、設定します。(上書きモードにて設定が可能です。)
⑥ 設定 供給資源量が設定されます。
⑦ キャンセル ツールを閉じます。

ツール活用例

(例1)供給資源量を一括で設定する

設定内容〉上書きモード/設定値にチェックを入れる(供給資源量は4に設定)

(例2)工程’sの背景カレンダーに合わせ、休日に供給資源量を設定せず稼働日に供給資源量を設定する

設定内容〉カレンダー:0 デフォルト(工程’sの背景カレンダーです)/上書きモード/設定値にチェックを入れる(供給資源量は4に設定)

(例3)既に積まれている資源の山を供給資源量として設定する

 

設定内容〉上書きモード/必要量にチェックを入れる

本ツールを使用し、工程管理の作業負荷軽減につなげてみてはいかがでしょうか。

アドオンツールはお客様ごとに個別で配布しておりますので、ご興味のある方は、お気軽にサポートまでお問い合わせください。

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