PREGARE Orario:工程表を統合する「マルチプロジェクト」機能のご紹介

PREGARE Orario(以下、PREGAREと記す)、企業レベルの統合的なプロジェクト管理(エンタープライズ・プロジェクトマネジメント)を目的としたプロジェクト管理パッケージです。
研究開発・設計部門から、製造・生産部門、保守部門にわたる幅広い組織、部門における様々な計画の日程管理、予算・コスト・進捗管理、要員・設備の負荷管理、計画の実績・バージョン管理等にご利用いただけます。

PREGAREには様々な機能が備わっていますが、今回は工程表と関わりが深く便利な「マルチプロジェクト」機能についてご紹介します!

PREGAREのマルチプロジェクト機能とは

「マルチプロジェクト」機能とは、PREGAREの「マルチ」タブより、複数プロジェクトの工程表を統合することで、複数のプロジェクトにまたがる資源(要員)シミュレーションや調整をスムーズに行うことができる機能です。
たとえば、下記のような3つのプロジェクトの工程表が存在しているとします。

この3つの工程表を、PREGAREの「マルチプロジェクト」機能を使用することで、プロジェクトの工程と登録されている資源(要員)の作業量を統合して表示することができます。

工程’sの「複数プロジェクトの取り込み」機能との違い

上記の説明を読んで「それって工程’sでもできるんじゃないの?」と思った方もいらっしゃるかと思います。
工程’sでは「複数プロジェクトの取り込み」という機能を使用し、複数の工程表を統合することができます。
ここからは、両者の違いについてご紹介していきます。

①マージ機能がある

PREGAREの「マルチプロジェクト」機能では、条件を満たすとき工程表のマイルストーンや区分ビューのグループをマージすることができます。
たとえば、工程’sの「複数プロジェクトの取り込み」ではマイルストーンを取り込むかどうかしか選択できないため、各プロジェクトに共通のマイルストーンが存在しているとこんな風に同じマイルストーンがいくつもできてしまいます。

しかしPREGAREではIDもしくは名称、開始日、終了日を見て一致していればマージしてくれるため、綺麗に統合することができます。

また、区分ビューもマージしてくれるため、区分ビューに同じグループが存在している場合はまとめて表示してくれます。

②分解できる

PREGAREのマルチプロジェクト機能は、複数プロジェクトの工程表を統合し編集を実施した後に、各プロジェクトの工程表に分解し、編集した内容を反映することができます。
マルチプロジェクト機能で統合した工程表を、以下のように編集したとします。(赤いマイルストーン、作業バーが追加編集したものです)

この工程表をPREGAREの機能で分解すると、以下のような3つの工程表に分けることができます。

また、PREGAREでは「計画」タブにてプロジェクトに登録されている工程表を確認することができますが、このタブで工程表の状態を見ることもできます。

この工程表が「マルチプロジェクト」機能で統合した「マルチプロジェクト」から分解されたものであることが、一目でわかるようになっています。

このように、PREGAREは複数の工程表を使用した工程管理に便利な機能が搭載されています。
このほかにも、PREGAREには様々な機能があります。
PREGAREを使用し、社内のプロジェクト全体の管理を行ってはいかがでしょうか。

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