Vol.54:プロジェクト全体の進捗状況を見たい

Q:プロジェクト全体の進捗状況を見たい

▶ Vol.53 では、プロジェクトの進捗状況を工程’s で入力・確認する方法をご紹介しました。
  今回は、個別の作業バーへ入力した進捗度でプロジェクト全体の進み具合を見る方法をご紹介します!!

それではさっそく、ご紹介します!

A:[進捗ロールアップ]を使って、プロジェクト全体の進捗確認をしましょう

◆ [進捗ロールアップ]の使い方

工程’s7.1 から、標準機能としてツールバーに[進捗ロールアップ]が搭載されています。

 

作業バー単位に細かく入力した進捗率で、プロジェクト全体の進捗率を確認する際に使用します。

◆ 3 つの集計ベースについて 【期間/数量/工数】

[進捗ロールアップ]は実行時、集計ベースを期間/数量/工数 から選択します。
(※初期設定は[期間]です。)
(※[WBS エディタ]から起動した場合は期間/数量の 2 択です)
期間:作業日数を基準に進捗率を計算します。
工数:作業に割り当てた必要資源の値で作業工数を計算し、進捗率を計算します。
数量:バー情報で[数量]に入力した値を基準に進捗率を計算します。

◆ 集計ベースによるロールアップ結果の違い

では、実際の集計ベースによるロールアップ結果の違いを、下記の工程を例に見てみましょう。

日程的には余裕があるように見える計画も、集計ベースを変更する事で、より正確な進捗状況を
把握する事が可能となります!!