vol.26:締切などを考慮して作業バーを再配置したい

Q:締切などを考慮して作業バーを再配置したい

▶ 今回は「日程計算機能」についてレクチャ―します。

[日程計算機能とは]
 特定の日付・時間を指定して各作業の期間、コンストレイント、カレンダーを考慮してバーを再配置します。

 工程’s では以下の計算を実行し最早作業終了日や最遅作業開始日を求めることができます。
 ★フォワードパス計算 :現在日を基準に前詰めでバーを配置する。最早作業終了日(作業が最短で終る日)を求めることができる。
 ★バックワードパス計算:作業完了日などを指定して後ろ詰めでバーを再配置する。
  最遅作業開始日(特定日までに作業を終わらせるために作業を始めなければならない日付)を求めることができる。

それではさっそく、ご紹介します!

A: 操作方法

◆日程計算を実行しましょう。

▶ 日程計算を実行するときは、作業順序を定義づける{コンストレイント}を作業バーに設定しておく必要があります。
▶ 起点となるマイルストーンや作業バー(作業開始、作業完了など)には、プロパティの[バーを移動しない]にチェックをいれてから
  日程計算を実行します。
▶ バックワードパス計算を実行するときは、日程計算に関わるマイルストーンやコンストレイントのプロパティの
  [後続に影響しない範囲で遅く開始する]にチェックをいれてから日程計算を実行します。
▶ 日程計算を実行するには、メニュー>[日程計算]>[日程計算]をクリックしてください。

◆(Tips)選択したバーのみを日程計算することができます。

▶ 予め日程計算するバーを選択した状態で、メニュー>[日程計算]>[日程計算(選択したバーのみ)]をクリックすると、
  選択したバーのみを日程計算することができます。