vol.14:工程表への資源の負荷調整をしたい

Q:工程表の資源の負荷調整をしたい

▶ 今回は、前回の「工程表への資源設定」に引き続き、「資源山積みの過負荷調整」についてレクチャ―します。

▶ 下図のように、必要資源量に対して供給資源量が不足している場合、山積みグラフには過負荷部分(オーバーロード)が赤色で表されます。
  赤色の過負荷部分を調整しましょう。

それではさっそく、ご紹介します!

A: 操作方法

1. まずは過負荷の資源を設定している作業バーを確認しましょう。

(1)山積みグラフエリアで過負荷部分(赤色部分)をクリックする(点線が表示される)。
(2)山積みグラフエリア>右クリックショートカットメニュー>[関連バーのみ表示する]をクリックする。
(3) 過負荷の資源を設定しているバーのみ表示される(関連しないバーはグレーアウト表示される)。
 ※バーのグレーアウト解除は[表示]メニュー>[バーのグレー表示を解除]をクリックしてください。

2-1. 方法その①:過負荷部分の作業負荷を工程の変更により調整しましょう。

・余裕時間(トータルフロート)を確認しながら工程を可能な範囲で作業バーを移動させて、過負荷を解消する。

 

 

 

2-2. 方法その②:過負荷部分の作業負荷を資源の変更により調整しましょう。

・資源別ビューで資源バーを移動するとバーに設定された必要資源が変更される。
・代替可能な資源の負荷状況を確認しながら資源を変更することにより、過負荷を解消する。