vol.08:印刷方法について

Q:印刷方法について

▶ 今回のテーマは「印刷する」です。
  工程’s ファイルを印刷する場合、「プリンタ」で作成した工程表をそのまま印刷する方法と、
  工程’s 付属ツールの「BarChart Factory(バーチャートファクトリー)」で枠付き帳票を作成後、工程表を差込印刷する方法の 2 つがあるため、
  今回と次回の 2 回に分けてレクチャーします。

それではさっそく、ご紹介します!

方法1:直接プリンタで印刷する。※BarChart Factory を利用しない方法

①印刷コマンドを選択、[工程図出力ウィザード-出力先]で[プリンタ]を選択しましょう。

工程表を印刷するには[ファイル]メニューから、[印刷]を選択するか、ツールバーの [印刷]アイコンをクリックしてください。
[工程図出力 ウィザード – 出力先] ダイアログにて [プリンタ] を選択し [次へ] ボタンをクリックします。
[キャンセル] ボタンをクリックすると処理をキャンセルします。
注 1)印刷設定は次回印刷時に引き継がれるので、前回と同じ印刷設定で良い場合は[完了]ボタンで、設定を完了させることができます。

②[工程図出力ウィザード-プリンタ]で用紙サイズと余白を設定しましょう。

[工程図出力 ウィザード – プリンタ] ダイアログにて、用紙サイズと余白を設定します。
設定したら [次へ] ボタンをクリックします。
注 2)出力先プリンタが PC に複数設定されているときは[プリンタの設定…]ボタンをクリックしてプリンタを選択してください。

③[工程図出力ウィザード-出力する期間] ダイアログにて、出力する範囲と1枚に表示する期間を設定しましょう。

出力する範囲 と1枚に表示する期間を設定します。設定したら [次へ] ボタンをクリックします。コマンドの詳細は下記のとおりです。

項目 内容
出力する範囲 日付を指定する 開始年月日(時刻)・終了年月日(時刻)に指定した範囲を出力します。
編集期間と同じ  プロジェクトの編集期間で指定した範囲を出力します。
表示中の画面期間に合わせる  現在表示されているカレンダーエリアの期間を出力します。
相対期間を指定する 指定した日付からの指定した期間を出力します。
表示中のバーに合わせる 現在のビューに表示されている全てのバーを出力します。
(マイルストーン、折りたたんだグループの下位にあるバー、
非表示にしたグループ内のバーは対象になりません。
一枚に表示する期間 期間を指定する 年、月、週、日の単位で 1 枚に表示する期間を指定します。
出力する範囲と同じ 1 枚に表示する期間を出力する範囲と同じにします。

④[工程図出力 ウィザード – オプション] ダイアログにて、描画対象や収めるページ数を設 ダイアログにて、描画対象や収めるページ数を設定しましょう。

工程表の描画対象などを設定します。設定したら [次へ] ボタンをクリックします。コマンドの詳細は下記のとおりです。

項目 内容
描画対象 マイルストーンを描画する チェックを入れると、マイルストーンが描画されます。
  高さを指定しない 編集した通りのマイルストーンエリアの高さで出力します。
高さ○mm 指定したサイズでマイルストーンエリアを出力します。
山積みグラフを描画する チェックを入れると、山積みグラフが描画されます。
  高さを指定しない 編集した通りの山積みグラフの高さで出力します。
高さ○mm 指定したサイズで山積みグラフを出力します。
コンストレイントを描画する チェックを入れると、コンストレイントが描画されます。
グループ名称エリアを描画する チェックを入れると、グループ名称エリアが描画されます。
  幅を指定しない 編集した通りのグループ名称エリアの幅で出力します。
幅○mm 指定したサイズでグループ名称エリアを出力します。
行番号を描画する チェックを入れると、行番号が描画されます。
選択されたグループのみを描画する チェックすると、選択されたグループのみが描画されます。
作業バーの存在しないグループを描画しない チェックすると、作業バーが存在しないグループは描画しません。[ページ数]の[用紙を節約する]をチェックした場合に有効になります。
ページ数 縦方向 指定しない 編集した通りに出力します。
○ページ内に収める 指定したページ数に収まるように縮小して印刷します。
用紙を節約する チェックすると、バーの存在しない行は印刷されません。
見やすさ 印刷用の色を使用する チェックすると、モノクロプリンタをご使用の場合にも見やすい配色で出力します。
また、現在日の線が少し太く印刷され、コンストレイントと
重なっても判別しやすくなります。
バーチャートエリアの
横罫線を隠す
チェックすると、バーチャートエリアの同一グループ内の横罫線が出力されません(グループ境界は描画します)。
月日や通しラインをできるだけ
小さい単位まで印字する
チェックすると、カレンダーエリアのプロパティで設定した、表示するラインの範囲で、サイズが 0 にならない程度にできる限り文字を収縮して印字します。
解像度 プリンタによって、正しく印刷されない場合があります。
正しく印刷されない場合、解像度を低くしてください。
その他 アローダイアグラム形式のコンストレイント チェックすると、バーの存在しない行は印刷されません。
コンストレイントが点線で出力されます。
また長さが 0 のコンストレイントが出力されません。

《Tips》 工程’s5.3 のバージョンから のバージョンから のバージョンから印刷時にグループに行番号を描画することができるようになりました。

⑤設定は完了です。プレビューダイアログで確認後、印刷実行しましょう。

[プレビュー] ダイアログでは作成した工程表(EMF 拡張メタファイル)のプレビューイメージを確認することができます。
プレビューイメージを確認した後、[出力する] ボタンをクリックすると、作成した工程表(EMF 形式)を印刷します。
[現在のページを保存…]、または[すべてのページを保存…]ボタンをクリックすると、工程表を EMF 形式のファイルとして保存できます。
画像ファイルなので、Excel に貼り付けるなどして活用することができます。
[ウィザードへ戻る] ボタンをクリックすると工程図出力ウィザード(設定)へ戻ります。[キャンセル] ボタンをクリックすると処理をキャンセルします。