Vol.74:ユーザー様による工程’s利用 好例のご紹介

今回は、ユーザー様よりご紹介頂いた工程’s利用の好例を公開したいと思います。
他の方も、是非ご参考になさって下さい!

某精密機器メーカー様での事例

※本記事で使用している工程表のグループ・資源名称はすべてダミーのデータを使用しています

本事例には精密機器メーカのお客様にご協力頂きました。
こちらのお客様は、ビュー機能をとても有効にご活用頂いています。

★ビュー機能とは:
一つの工程表を別の括りで表示できる機能です。
詳細はメルマガ「vol.12:ビュー機能を利用する」も併せてご参照ください。
参考:https://www.webi.co.jp/wp-content/uploads/2018/07/ktz1point_vol12.pdf

基本構造の解説

まず第一ビューを「製番別」とし、製品ごとに作業を分けたグループが並んでいます。
続く第二ビュー以下に、同じ作業群を担当者別でグループ分けしたビューが並んでいます。

注目ポイントその1「敢えて資源別ビューを使わない、と言う選択」

こちらのお客様は、業務の性質上一つの作業を複数の担当者で分担される事が多いそうです。
その場合、特定の人員(資源)についての日程調整を資源別ビュー上行うと、このように☟なります。

複数の人員(資源)の割り当てられた作業を調整すると、片一方の資源バーも同期してしまいます

 

このような場合は、連動してしまった資源に対して改めて「ずれ」と「期間」の調整を行う必要があります。
そこでこのように、あえて区分ビューを担当者別ビューとして使用する事でより自由度の高い日程調整を可能としています。

注目ポイントその2「更新ルールの徹底(バー検索の利用)」

このお客様は、各々の作業調整をする担当者が一人しかいません。
そのため、工程表の更新を依頼する際は該当作業バーが一目で分かる状態にしておく必要があります。
その際は、グループ名称に●を付けて渡すようにしています。

このとき、バー検索で「●」を条件にすると、更新すべきバーだけが抽出された状態になります。

工程’sはご存知の通り、汎用性の高さが特長の工程表作成ツールです。
お客様がご利用になる業務・運用方法によって使い方を柔軟に変えていく事が出来ます。

この他、「このような使い方をしています」と言った好例がありましたら是非ご紹介ください!