Vol.73:資源タイプ「レベル」と「トータル」の違いについて

工程’sでは、プロジェクトにかかわる人や機材、設備等を「資源」として扱います。
この「資源」は、用途に分けて「レベル」と「トータル」のタイプを切替る事が出来ます。

違いと使いどころの説明!

2タイプの違いと、それぞれの使いどころについて解説します。
このふたつでは、バー日程変更に伴う山積みグラフとの連動が違います。

資源タイプ「トータル」を有効にする

デフォルト設定の資源タイプはすべて「レベル」になっており、「レベル」⇒「トータル」への切り替えはバー情報から行います。

★資源タイプ「トータル」を有効にする

資源タイプをトータルへ切替えるにはまず、オプション[動作の設定]パネルの[高度な設定]で、必要資源のトータル量入力を有効にする必要があります。

必要資源タイプ[レベル]※初期設定

ある作業における資源の供給量が、期間中一定のまま継続する場合は資源タイプを「レベル」とします。
資源タイプがレベルの場合、作業の期間が変更されても山積みグラフの高さは一定になります。

必要資源タイプ[トータル]

ある作業を完了するために必要な資源のトータル量があらかじめ決まっている場合は、資源タイプを「トータル」にします。
「トータル」の場合、作業の期間が変更されると登録されている資源の山積みグラフの高さが連動して変化します。

使いどころについて

2つの資源タイプは一つの工程表/作業バーに同時使用する事も出来ます。作業や資源の種類によって使い分けて見ましょう。
例えば、作業の日数に対する参加人数が決まっている作業員などは資源タイプ「レベル」、
作業の成果物で消費する数が決まっている材料などは「トータル」を使用すると良いでしょう。