工程’s Orario:BarChart Factory Orarioの困りごとを解決!

工程’s Orario(以下、工程'sと記す)の印刷帳票作成ツールであるBarChart Factory Orarioには、たくさんの便利な機能があります。
今回は、「こんな操作はできないの?」「こういう表示をしたい!」といった疑問点にお答えしていきます!

 

‐目次‐

BarChart Factory Orarioとは

差し込みフィールド枠の紹介

図形の配置がうまくいかない!

バーの凡例を表示したい

テンプレートを活用しよう

※ページ内の画像はクリックすることで、拡大してご覧いただけます

BarChart Factory Orarioとは

▶ BarChart Factory Orario( 以下、BarChart Factory と記す) は、工程'sで作成した工程表を帳票として出力するためのツールです。
  ハンコ枠や画像、各種図形を配置した帳票を作成し、そこに工程表を挿入して印刷する事ができます。

過去のメルマガはコチラ:「BarChart Factoryを使いこなそう
             「BarChart Factoryを有効活用しましょう

差し込みフィールド枠の紹介

工事の担当者の名前や工程表の出力日を書き換えるために毎回BarChart Factoryファイルを編集するのが面倒だと思ったことはありませんか?
そんな時は差し込みフィールド枠を使うと便利です。

●手順●

1.工程'sを開きプロジェクトのタイトルをダブルクリックします。
2.プロジェクトのプロパティが表示されます。
   「値の名前」と「値」の欄に、任意の文字列を入力します。(今回は値の名前に担当者、値に田中 太郎と入力)
3.OKボタンを押してプロジェクトのプロパティを閉じます。

4.[ツール]メニュー>[BarChart Factory Orario]を開きます。

5.既存のBarChart Factoryファイルにフィールド枠を追加したい場合は、BarChart Factoryの[ファイル]メニュー>[開く]を選択し、編集したいBarChart Factoryファイルを開きます。
6.BarChart Factoryのツールバーから「フィールド枠」をクリックして選択し、 フィールドの値を差し込みたい箇所にフィールド枠を配置します。
7.初期値ではPROJECT_NAMEと入っているので、 手順2で設定した「値の名前」(今回の例では「担当者」)に書き換えます。

8.作成したBarChart Factoryファイルを使用して印刷すると、フィールド枠にフィールドの値が差し込まれます。

フィールド枠には、PROJECT_NAMEの他にもあらかじめ登録されている差込みフィールドがあります。
BarChart Factoryにて配置したフィールド枠を右クリックして、[プロパティ]>[書式]タブから既定の差込みフィールド名を選択できます。
例えばOUTPUT_DATEを選択すると出力日が自動で差し込まれます。
既定の差し込みフィールドについて、詳細はBarChart Factory Orarioのヘルプをご確認ください。

 

図形の配置がうまくいかない!

BarChart Factoryを使っていて「図形の配置がうまくいかない!」「微調整に時間がかかる・・・」と思ったことはありませんか?
そんな時はグリッドを活用しましょう。

●手順●

1.[ツール]メニュー>[BarChart Factory Orario]を開きます。
2.BarChart Factoryのツールバーから「グリッド線」をクリック、または[表示]メニュー>[グリッド線]を選択すると、背景に点線が表示されます。


3.[表示]メニュー>[グリッドサイズ]を選択し、お好みのサイズに変更できます。(細かく配置したい方は1~2mmがおすすめ)


4.[表示]メニュー>[グリッドに合わせて配置]を選択してチェックを入れると、グリッド線に合わせて図形等が配置できるようになります。

 

バーの凡例を表示したい

工程表で使用するバーのシンボルをデフォルトから変更して運用している場合、それぞれにシンボル設定されたバーが何を表すのか、凡例を表示したいと思ったことはありませんか?

BarChart Factoryでバーの凡例を表示する方法を2つご紹介します。

方法1.バーのスクリーンショットを貼る

下図の工程表を例としてご紹介します。

1.それぞれのバーをスクリーンショットで保存します。
2.BarChart Factoryファイルを開きます。
3.ツールバーの[ファイルから画像を挿入]をクリックし、バーのスクリーンショットファイルを選択して挿入します。


4.挿入した画像の横にテキスト枠で文字を追加します。

作成したBarChart Factoryファイルを使用して工程表を印刷すると、凡例が表示されます。

 

方法2.BarChart Factoryでバーのシンボルを作成する

上記のバーをBarChart Factoryで再現してみましょう。

1.BarChart Factoryには丸や四角などの図形を描画する機能があります。
   バーのシンボルに合わせて図形を組み合わせます。
   今回は直線と楕円を挿入し、色や線の太さ、塗りつぶしの有無を変更します。
   図形を右クリックし、[プロパティ]を開きます。


2.今回の例ではシンボルの形は同じなので、1つ作成したらコピーして色のみ変更します。

テンプレートを活用しよう

工程表を印刷する時、印刷枠があったら便利だけど1から作るのは面倒だと思ったことはありませんか?
そんな時はテンプレートを活用することをおすすめします!

●手順●

1.BarChart Factoryを開き、[ファイル]メニュー>[新規作成]をクリックします。

2.サンプルデータが入ったフォルダが表示されますので、お好きなサイズや余白のテンプレートを選択してください。


3.必要に応じてテンプレートを編集し、[ファイル]メニュー>[名前を付けて保存]を選択して印刷パターンファイルとして保存します。

いかがでしたでしょうか?

工程表を見やすく便利に印刷できるBarChart Factoryをぜひご活用ください!

 

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