自動製造ライン・搬送装置の保守・点検作業における要員管理にツールを利用することでサービスの効率化と迅速化を達成

中堅産業機械メーカー様(保守サービス部門)

ご検討の背景

お客様の業種は中堅産業機械メーカー、保守サービス部門です。

従来は、ホワイトボードを使ってどのサービス工事にだれを配員するかという計画作りを行っていましたが、工事からの視点(顧客別)と担当者からの視点(要員別)からの2種類の工程表・配員表を作る必要があり、しかも工事(サービス)の規模に応じて複数の要員が必要になるため、計画作業には手間が掛かっていました。

また、近年は「製造ラインの切り替え作業をできるだけ早期に行いたい」、「故障による停止時間をできるだけ短くしたい」などの顧客圧力が強くなり、計画の変更頻度が大幅にアップし、人手による計画作りは限界に達していました。

そこで、計画作成効率化のためのソフトウェアの導入を検討し、実際に複数のプロジェクト管理ツールを評価されていらっしゃるとのことでした。

ウェッブアイからのご提案・実施内容概要

以下の点から課題解決に適している工程’s Orarioの導入を、提案いたしました。

  1. 一つの工程表から、顧客別、担当別の工程表が作成でき、作業の手間を半分にできる。
  2. 要員の事情で作業の振り替えが必要な場合に簡単な作業で振り替えが行える。
  3. 要員負荷に加え、作業に必要な特殊な治工具や台車が利用可能かなども管理できる。

プロジェクトの成果

製造ライン・搬送装置のメンテナンス作業計画の改善

工程’s Orarioの導入により、以下のような成果がありました。

  1. 顧客からの問い合わせに対し、即座に作業実施日の回答が可能になった。
  2. 要員の作業振り替えが容易に行えるようになったことから、サービス提供までの待ち時間を短縮できた。
  3. 作業予定表・配員表が常に最新の見やすい状態になっており、要員の出張手配や段取り、休暇取得が容易になった 以上を達成できたことで、社員のモチベーションがアップするとともに、顧客からも迅速な対応に対し高い評価を得ることができた。

ご提供したソリューション・サービス

工程表作成ツール「工程's Orario」

未だに、多くの人が表計算ソフトを使用して工程計画を管理されています。工程計画はプロジェクト管理を行う以前に企業の業務を行う上で最も重要な業務であるにもかかわらず、いまだに作成手順や管理手法が属人的になってしまっているのです。

「工程's Orario」は、従来からの工程設計者の試行を妨げることなく、多角的な視点から最善の工程設計を行うことを可能にするWindowsアプリケーションです。企業内の計画情報のシステム化を促進し、プロジェクト計画のレビューや共有・再利用を可能にすることができます。

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全ては、お客さまの「プロジェクトの成功」のために

世界中の現場で”Good job ! ”という言葉が飛び交い、「マネジメントする喜び」が溢れる。私たちは、お客さまと共にプロジェクトマネジメントのあるべき姿を追求し続けます。

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